相続が起こってしまったら

相続税の申告は経験がモノをいいます!!

依頼した税理士が相続に詳しくなかったDさんの場合

相続税の申告は経験がモノをいいます!!

八王子の求人サイトの
会社社長であるDさん。
求人広告を出してくれる会社も
どんどん増え、経営は順調
そのもの。
顧問税理士さんも経営の相談に
しっかり乗ってくれるし、
何の心配もない毎日を送っていました。

そんな時、Dさんの父が突然の他界。尊敬する父の死に、愕然とするDさん。
父を失った悲しみだけではなく、父の持っている多くの不動産の相続税が
心配に…。
焦ったDさんはすぐに会社の顧問税理士さんに相談しました。

しかし、顧問税理士さんは、相続税の申告はほとんどやったことがない
とのこと。
それでも、とても親切に対応してくれました。

顧問税理士さんのおかげで無事、相続税の申告は終わりましたが、結局、
税金を支払う資金が足りず、先祖代々から受け継いできた土地を
手放すことに…。
Dさんは「まさか自分の代で土地を手放すことになるなんて」と、
自分を責めてしまいました。

相続税の金額は財産の評価方法や特別な控除などによって、
大きく異なることがあります。税理士にもそれぞれ得意分野があります。
相続税に詳しい税理士さんにお願いしていれば、
Dさんは土地を手放さずに済んだかもしれませんね。

相続が発生するとまず行われるのは、通夜や葬儀ですが、これらが終わって一段落すると具体的な法律上の手続きや判断を行う事柄が発生してきます。様々な手順が民法や相続税法などに定められており、その中でも期限内に定められており、中には期限内に手続きを行わないと不利益を被る場合もあります。正しい知識を持つ専門家の元で手続きを行うことが一番スムーズな方法です。

当事務所は30年以上もの間、複雑な土地評価をはじめ様々な相続の事例を扱ってきました。

ご相談は無料です。お気軽にお問合せ下さい。


そもそも、相続とは?

相続とは、亡くなった方が所有していた財産を受け継ぐことです。
人が亡くなったときに相続は開始します。
財産を受け継ぐことができるのは、配偶者や子供など被相続人と一定の身分関係にある人(法定相続人)となります。

相続が起きてしまったら、何をすればよいですか?

相続が開始してからの流れ

相続の放棄等の期限
 相続財産について、単純承認、限定承認または相続放棄のいずれにするか選択が必要です。
 (相続の開始があったことを知った日から3ヶ月以内)

所得税の準確定申告期限
 被相続人が一定の要件を満たす場合、所得税の準確定申告を行わなければなりません。
 (相続の開始があったことを知った日から4ヶ月以内)

相続税の申告と納税期限
 被相続人の遺産に対して相続税がかかる場合には、相続人全員が相続税の申告・納税をしなければなりません。
 (相続の開始があったことを知った日から10ヶ月以内)

私も相続税の申告をする必要がありますか?

遺産が基礎控除以下の場合は、相続税の申告は不要です。
相続税の基礎控除額は、以前は「5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)」でしたが、改正され、3,000万円+(600万円×法定相続人の数)」となりました。


余談ですが、相続税の申告が必要な割合は全国平均で約4%でしたが、この改正により7%程度に上昇しました。

このように、相続税の申告が必要になるのは一部の方に限られます。
しかし、どのような方でも財産の分割は必要です。預貯金・不動産の名義変更をせずにそのまま放っておいて、いざ名義変更をしようと思ったら相続人が亡くなっていて書類が揃わず大変な思いをした・・・などということにならないようにしましょう。

相続税・贈与税シミュレーション